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2020年10月31日土曜日

霜降

 


霜降の食材と言えば。。

京都は松茸好きは筋金入りで霜降の頃には名残鱧のしゃぶしゃぶ合わせ、年に一度の贅沢にハマりますし。

昔は安く買えたのに、と、決まり文句を言うのも京都人の常なり(笑)


ご存じ。寺町の三条少し上がったところに(とり市はん)と言う店があり、この店の前をとうりがかって季節の移ろいを感じるのが京都人の証ざんす。

買う買わないのはその人次第。。

基本的には八百屋さんの範疇に入るのだろうが、季節の特産品しか商わないので店先の景色が季節によって、ガラリと変わるのが乙。

春は竹の子一色に染まり、秋は当然のように松茸専門店と化す。

この店は国産のみ上質な物だけ扱うので安心して買い求めることができる。

是非、一度お立ち寄りを。。




2020年10月23日金曜日

落ち鮎

 


初夏に始まった鮎のシーズンもそろそろ終わり。

年魚と呼ばれる鮎さん。

初夏には若鮎だったのに、秋も深まると落ち鮎と呼ばれる。

鮎おちて焚き火ゆかしき宇治の里  蕪村🌿


ピチピチした若鮎に比べて、命燃やし尽くそうとする落ち鮎はどうしても味が弱くなる。

その代わりといってはなんだが子持ちの落ち鮎のぷっくら膨らんだ腹が弾けて、はみ出た子は独特の風味を持っていて若鮎とは違って旨さを楽しめる。

塩焼きはもちろん、甘露煮にしても美味い。

お勧めは滋賀県の鮎家さんなどもいかがかしら。

写真の落ち鮎は泉仙さんの大将の骨抜き落ち鮎、優しい甘みと臭みがなく寒露のお勧めどす。


あと、花が咲くのは梅雨時分ですが実をつけるのは寒露の頃。

これが花に見えてまた、愛らしい。

まるで葡萄のようであり、秋の実りの楽しみどす。

ムラサキシキブの花好きどっせ。。。




2020年10月21日水曜日

歩きたい道

 


嵯峨菊

紅葉に先駆けて、と言うふうに花を開き、王朝文化を彷彿とさせる優美な菊はその名を嵯峨ギクと呼ばれています。

その発祥地とされる、嵯峨の大覚寺では十一月いっぱい(嵯峨菊展)が開催される。

嵯峨菊は大沢池に浮かぶ菊が島に自生していた菊を王朝風に仕立て多ものだそう。

ひと鉢に三本を植え2メートルほどに整え、先端は三輪、中庭が五輪、下に七輪(7、5、3)

に仕立てる。

そしてその葉は、下が黄色、真ん中は緑、上は淡緑と配して四季を表現するいう凝った作り。

霜降の嵯峨野にこれほどふさわしい花はないのでしょうね。  きっと。

西の嵯峨野の秋の散策の楽しみの一つでした。


東の楽しみは、ご存じかもしれませんが、古本市のお寺さん。

大学の町である京都にとって、古書店は欠かせない存在です。

新刊書にまたは、ネット書籍に押されて年々その存在感は希薄になってきましたけど。

古本というより古書と呼んだ方がふさわしい本が一堂に揃う市は年に三回開かれ、秋は百万遍の知恩寺で開催される。

10月の下旬に(古書供養)が行われ、続く数日間は広い境内にぎっしりと古書が並ぶ(秋の古本まつり)が開かれる。

新刊書と違って、ひとたび人の手に触れると感情がこもり、あるいは思いもかけぬお宝だtたりする。

つくづく京都には古書はよく似合うと思う。

今年はコロナですから、開催が危ぶまれますのでサイトをご覧になってから是非お越しを。

私は以前、下鴨宮崎町在住でしたのでサイクリング兼ねて古書を探しに行くのが秋のリクレーションでした。

あ。。。懐かしや。



名店・・吉泉はんの秋のお迎え籠なり


2020年10月17日土曜日

歩きたい道訪ねるべきスポット




 霜降の頃

紅葉はじめ

10月半ばすぎる頃

ぼちぼちと紅葉の便りが届き始める。

桜と紅葉ほど人の心を惑わすものはない。

いつ咲くか、いつ色付くか、と多くがヤキモキするのどす。

例年だと嵯峨野の紅葉は霜降から立冬へとうつる頃に始まり、小雪の頃に終わる。

そろそろ色付こうかとするする霜降の頃、まだ、葉は青々とししていたとしても、澄んだ空気の中での嵯峨野歩きは爽やかなこと、この上ない。

清涼寺に近い二尊院は嵯峨嵐山界隈では、比較的早くから紅葉がみられることで知られていますので、今からでもどうぞ起こしやすなあ。

ご存知、紅葉の馬場と呼ばれる参道の石段を覆うもみじも、うまくすれば楽しめる。

紅葉がまだ、なくても落柿舎のあたりは秋ならではの風情があり、寂光寺の絶景も秋にはひときわ美しくなる。

午前中も良いですが、夕日の時間あたりも木漏れ日の嵯峨この世の雰囲気を脱しています。

ぜひお勧めしまする。




2020年10月13日火曜日

霜降の頃


青もみじに木洩れ陽


 10月も半ばに入る頃にはぼちぼち紅葉の便りが届き始める。

春は里から。

秋は山から、という言葉どうり、葉が色付くのは洛北の奥山から。

貴船神社あたりからが先陣を切るのは10月末から。


11月に入る頃とそろそろ見頃を迎える。

秋が終わる頃霜降の頃から、小雪の頃まで京都を訪れる旅人のお目当てはほとんど紅葉。

春の桜に比べてその時期は長いとは言え、知られた紅葉の名所はどこも混み合う。

好みによるが、桜は散り始め、紅葉は色づき始めた頃が一番美しいように思う。

年々紅葉は遅くなる傾向にあるが、概ね霜降の頃ともなれば洛北の山深い社寺の紅葉は紅く染まり始める。

心もなぜか浮き立つのは日本人だでしょうか(笑)

紅葉たよりをお確かめの上でお出かけをお勧めいたしまする。




2020年10月8日木曜日

寒露の見ごろ

 


花が咲くのは梅雨の時分

紫色をした可憐な花を開かせるが目立たないせいかさほど人目を惹かない。

それに比べて秋につく紫の実は、それがまるで花でもあるかのように人の足を留める。

まるで小さな実がいくつも集まって房になる。

まるで小さな葡萄のようでもあり愛らしく、これもまたみのりの秋。

桜の名所の平野神社にもシロシキブとムラサキシキブの美しい対比も見どころの季節ぜひご参拝をお勧めどす。



寒露の頃に歩きたい道にお勧めの一つ。

御寺泉涌寺からスタート。

月輪山の麓に建つ泉涌寺は皇室との関わりが深いので御寺(みてら)と呼ぶ。

皇室の御紋の菊にちなんで「菊花展」が開かれそれはそれは綺麗な花々に酔いしれる。

観音様は楊貴妃をモデルにしたと言われ、美人祈願にもご利益があるとされてまする。

ぜひ、お参りをかねて散策お勧めです。

2020年10月5日月曜日

歩きたい路、訪ねるべきスポット


万寿釈迦の燃ゆる朱垢に心惹かれる方が亀岡のコスモス園や田畠に咲いているこの花を愛でる。

私もその一人で、秋風を感じると人恋しくなり。

亀岡に車を走らせ探しにいくのです。





 初夏に始まった鮎のシーズンもそろそろ終わりでしょうに。

年魚と呼ばれる鮎。

初夏には若鮎だったが、秋も深まると落ち鮎と呼ばれるようになる。

ピチピチ若鮎に比べて命を燃やし尽くそうとする落ち鮎はどうしても味が弱くなる。

その代わりといってはなんですが、子持ちの落ち鮎のふっくらした腹が弾けて、はみでた子は独特の風味を持っていて若鮎とは違う旨さが愉しめる。

塩焼きはもちろん、甘露煮にしても美味しい。

鮎釣り名人のおじさんが今年最後の鮎網漁に励んでらっしゃいました。





夢が叶う

孫守りツアー❗️岐阜県岩門の滝

残暑お見舞いもうしあげまする・・・・・ 皆様とはご無沙汰してしまいました、申し訳ありません。 岐阜県岐阜県祠戸の岩門の滝へマイナスイオンシャワーを浴びに行って参りました。 息子の隠れスポットの一つのようです。 秋の紅葉狩りの時分も素晴らしい雰囲気を醸し出してくれるに違いありません...

下賀神社