今日は大寒です。。。
吐く息が凍り、大地も空も凍てつく沈黙の季節が始まりまする。
そのさなかで、ふきのとうは春へ向けて開花を始めるそうな....
雪や霜の下からググッと顔を出した蕗の薹が花を咲かせ始めています。
野の明るさを忘れてしまう冬にふきのとうの苦味は春の力強さを分けてくれるようどす。
若い頃にスキー合宿で会津磐梯山の民家で長い間生活をさせて頂いた思い出に必ず思い出されるのがこの蕗の薹の天ぷらと会津の蕎麦打ちを思い出します。
福島の寒さは関西とはまた、別格の寒さですが、意外に民家の中では半袖で生活できるほど
暖房設備が行き届いて暖かでした。
外に出かける時はダウンを2枚重ね着して、氷点下の外気に負けないようにする。
しかし、帰宅するとシャツ一枚になっても大丈夫なお宅でした。
しかし、京の古民家は暖房設備が甘く、隙間風も合間って、大寒ともなると寒くて、玄関まで行く時はつま先で小走りします。
おこたと火鉢と石油ストーブですが、石の文化の京都は裾から深々と冷えが来ます。
その点、福島は地面が土ですから一度あたまると冷えません。
今日は寒さが堪えると、スキー場のホテルの暖かさを思い出し、懐かしんだりします。
京都のスーパーに蕗の薹は春先に見かけますが、今、あの苦味を体が欲しています。
寒さがピークの大寒での思い出話しでおました。
皆さんにも昔と今では気候が違いますが、大寒の頃の思い出を思い出してみませんか。。。。
寒い地方はせいろ蒸し料理が美味いどす。
台湾も冷えを嫌うので、夜はスープかせいろ蒸しを食すらしい。