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2021年1月20日水曜日

今日は大寒です

 




今日は大寒です。。。

吐く息が凍り、大地も空も凍てつく沈黙の季節が始まりまする。

そのさなかで、ふきのとうは春へ向けて開花を始めるそうな....

雪や霜の下からググッと顔を出した蕗の薹が花を咲かせ始めています。

野の明るさを忘れてしまう冬にふきのとうの苦味は春の力強さを分けてくれるようどす。



若い頃にスキー合宿で会津磐梯山の民家で長い間生活をさせて頂いた思い出に必ず思い出されるのがこの蕗の薹の天ぷらと会津の蕎麦打ちを思い出します。

福島の寒さは関西とはまた、別格の寒さですが、意外に民家の中では半袖で生活できるほど

暖房設備が行き届いて暖かでした。

外に出かける時はダウンを2枚重ね着して、氷点下の外気に負けないようにする。

しかし、帰宅するとシャツ一枚になっても大丈夫なお宅でした。


しかし、京の古民家は暖房設備が甘く、隙間風も合間って、大寒ともなると寒くて、玄関まで行く時はつま先で小走りします。

おこたと火鉢と石油ストーブですが、石の文化の京都は裾から深々と冷えが来ます。


その点、福島は地面が土ですから一度あたまると冷えません。

今日は寒さが堪えると、スキー場のホテルの暖かさを思い出し、懐かしんだりします。

京都のスーパーに蕗の薹は春先に見かけますが、今、あの苦味を体が欲しています。

寒さがピークの大寒での思い出話しでおました。


皆さんにも昔と今では気候が違いますが、大寒の頃の思い出を思い出してみませんか。。。。



寒い地方はせいろ蒸し料理が美味いどす。


台湾も冷えを嫌うので、夜はスープかせいろ蒸しを食すらしい。


2021年1月18日月曜日

京の底冷え

 



京都は世界遺産も全国一位ですが。

意外に外資系のトップホテル意外に今までずっとありませんでした・・・

しかし。

2014年にオープンの五つ星のホテルとして、鴨川のほとりにあるホテル。

京都の北から南へ流れる鴨川のほとり、東山三十六方を一望する京都の五つ星ホテル、ザ・リッツ・カールトン京都。

伝統とモダンが融合する洗練を極めたラグジュアリーと古都のおもてなしに包まれる空間。

祇園や先斗町に近く観光にもビジネスにも最適なローケーションです。

また、伝統的なデザインや職人の技の日本庭園、私の大好きなスパやダイニングもここでしか味わえない上質なモダンな時間を味わうことができます。

ホテル好きな私のお勧めの場所どす。

そうそう、ロビーラウンジのアフタヌーンテイもよろしおす。




鴨川の鴨のつがい。

必ず、つがいで子育てをし、どこに行くにもつがいで仲良し。

夫婦愛や人間愛を考えさせられる鴨さん夫婦。


2021年1月17日日曜日

大寒の頃

 



こちら、老舗の虎やはんどす。

有名な菓子はやはり、羊羹どす。

硬さ、艶、甘みどれをとってもい一級品。

和菓子は、あずきと砂糖で決まります。

あんだまは、亀屋吉長のウバ玉かもしれまへん。

こちらは、自然の材料からのビーガン対応のお菓子で有名です。

私も10年前から体調を崩し、ビーガンどす。

一度お召し上がりを。

体に優しいのがじんわりわかります。

お菓子にはお茶ですね。

お勧めは一保堂はんのほうじ茶がまた、香りもさることながら、胃に優しいのどす。


節分自分には五色豆。

三条大橋の西北(本家舟はしやはん)

文字通り、5色に彩られた豆菓子はえんどう豆と砂糖だけの素朴な和菓子。

500年前に考案された、宮中御用達の上菓子と相成りました。

お茶会でも使われてました。

緑は抹茶、茶は楠、赤は梅、白は砂糖鮮やかな色めがまた、美味しそうどす。

ぜひ、お召し上がりを。






2021年1月16日土曜日

大寒のころ

 


大寒の候の見どころは、何をおいても節分。

節分の日の夕食は決まってイワシの塩焼き。

まずはこの煙で鬼をとうざけ、食べた後のイワシの頭を柊の小枝に刺し、その臭みとトゲで鬼を追い払う。

さらには夜の豆まきで鬼を退治するという塩梅です。

これが昔から京に伝わる節分の家庭行事で巻き寿司を丸かぶりするような下品な行いはしない。(笑)

そして、外での節分は吉田神社、伏見稲荷神社、壬生寺、北野天満宮の四社寺を節分当日順番に参拝するのが都人。

一年の無事、家内安全を祈願するのどす。

多くの子供は長い山道の露天のお菓子が目当て。

大人の目当てはクチナシ色の神札。

または、年越しの蕎麦やおでんも出て団欒の楽しみもある。

しかし、今年はコロナのこと、多分露天はおやすみでしょうね、残念ですけれど。

楽しみながらの神参りは長く続く秘訣だと思いまする。



今年の都踊りは4月1日から開催されそうどっせ。

お楽しみに。

お茶席は残念なことにありまへんのどす。




2021年1月15日金曜日

小寒から大寒へ



 大寒の一ヶ月は一年の中で一番寒い時期です。

それで、春に向けて体を作りあげる時期です。

そのために食を選びます。


そして、まずは、節分があります。

その時には必ず巻き寿司を作ります。

恵方巻き、起源は大阪の花街では大正時代にはすでに縁起担ぎとして食べられていたそうな。

恵方から年神様がやってくると考えられ、かつては初詣も毎年、恵方の方向の神社に出かけていました。

私も明治の祖母との生活時は今年は八坂神社、来年は恵比寿神社というように恵方を気にかけて初詣を変えておりました。

寒い時期は野菜不足です。

そこで、寒くなればなるほど美味しさを増す水菜。

京菜と呼ばれ、代表定期な京野菜の一つ。

耐寒性が強く、寒さが厳しい折に旬を迎える。

独特の芳香があり鍋物にうってつけどす。

昔は、雑煮も元旦は白餅に白味噌、二日目はすまし汁に水菜の雑煮と献立を変えておりました。

また、赤貝も大寒の頃に旬を迎えまする。

なんといっても、江戸前の握り寿司で代表的な冬のネタですよね。

京都ではたくさんの回転寿司屋さんがありますが、最近ではモリモリ寿司(石川県)が河原町あたりにデビューしております。

新鮮でネタも種類が多く北陸三県美味いもの三昧はお勧めどす。





京都の床どこです。

冬場は綺麗に倉庫でおやすみです。

今年の夏場は活躍して欲しいものどすな。




2021年1月14日木曜日

寒の内

 



   寒仕込み(寒の水)

厳冬期である寒の内に沁む水を寒の水と言います。

この水で仕込んだお酒や、味噌、醤油は美味しくなると言われてきました。

不純物や雑菌がもとも少ない時期であること、昔の人は経験的に知っていたのでしょう。

特に日本酒の場合は(寒仕込み)または、(寒造り)と呼んでいます。

この時期に仕込んだお酒は低温下でゆっくり発酵することで、上質のお酒ができるそうな。

京都の伏見は銘酒の蔵がたくさんあります。

月桂冠の粕汁は一番搾りを仕様で香りも麹の力も強くうまさは抜群です、ぜひ、お求めをお勧めします。


また、寒の内の30日間、心身を清めて修行することを寒垢離(かんごり)と言います。

冷水を浴びたり、滝に打たれたりなどの禊(みそぎ)をすることも。

そこから、(寒の内に始めた習い事は上達するという考えも生まれました。

祖母は明治の女学館を出てましたので、私の習い事は皆1月初めで始めさせられましたね。

茶道は初釜に向けて墨出前の稽古からの特訓で泣きそうな記憶が蘇ります。


また、武道における(寒稽古)長歌や三味線など芸事の(寒復習)(かんざらい)などがな残りです。

寒さが厳しければ厳しいほど良いと言われ、あえて早朝に行われたそうな。。。

今年はコロナ自粛規制などで3月に延長されるそうな。





2021年1月12日火曜日

小寒の食べ物

 



日々、深々と冷え込んで参りますと。

食の偏りが流石に出て参ります。

北国のように市内は海には遠いものでして。。

魚と言えば、鯖、イワシ、グジと言った干物になりますが。

体を温める蒸し物が都人には手っ取り早く、例えば茶碗蒸し、蕪蒸し、餡掛けうどんとお話して参りましたけれど。

大寒近くなりますと、冷えが堪えるもので、寿司も蒸し寿司になります。

馴染みのない方は寿司を蒸すなど考えられないでしょうが。。。


京都人にとっては真冬のご馳走として、寒の入りには一度や二度は食べないと気が済まない

ほど、慣れ親しんだ食べ物です。

京の寿司屋さんの冬場の品書きには載ります。

一番のおすすめは寺町二条の(末廣さん)

底冷えのする日は決まって、末廣さんの蒸し寿司を食べるのが慣わしになっていました。

刻み穴子に寿司飯に錦糸卵、えび、イカなどの具を載せ、蒸籠でむしあげる。

火傷しそうな熱々を食べれば大寒も吹っ飛びます。。。

ぜひ、一度お召し上がってくだされ。

熱いものを食すると、コロナ予防にもよろしおす。





夢が叶う

孫守りツアー❗️岐阜県岩門の滝

残暑お見舞いもうしあげまする・・・・・ 皆様とはご無沙汰してしまいました、申し訳ありません。 岐阜県岐阜県祠戸の岩門の滝へマイナスイオンシャワーを浴びに行って参りました。 息子の隠れスポットの一つのようです。 秋の紅葉狩りの時分も素晴らしい雰囲気を醸し出してくれるに違いありません...

下賀神社