Tweet the carrier pigeon

2020年12月19日土曜日

大雪の和菓子と食材

 


この写真は祇園のマールブランシュさんの天井画どす。

なんと、易学の年版を版画風にデザインされた素敵な世界観。

以前、私は易学や心理占星学のプロでした。

本業は不動産経営者と投資家でもありました。

今は人生のターニングポイントでもあり、好きな写真を撮り観光案内ブログを書き溜めています。

時間のあるときに気楽に読んでいただける物を提供したいと思います。


今年はコロナ渦で京都市内のイルミはおやすみのところが多い。

これは鴨川の七夕イルミ。


季節は頓挫して、お歳暮の季節にはお勧めの懐中しるこが人気がありました。

それは懐紙の形をした乾燥餅を二つに割ってお椀に入れてお椀いお湯を注ぐと、あら不思議。

餅しるこがあっという間にできる。

なんと、先陣の知恵は科学を超える。

そう、カップヌードルなどのインスタント食品などという言葉が出現する前からあったような気がする。

あっさりした甘みがお腹に沁み渡る。


後ひとつ、お勧めの蕪蒸し。

先日から、底冷えの京都を過ぎ越すには、都人の食が3つあります。

それはネギと蒸し物、最後は餡掛けです。

だいたい有名なものは、たぬきうどんです。

甘煮のお揚げさんに九条ネギの餡掛けうどん、大変ポピュラーの物。

家庭では、摺り下ろしのかぶらの中にぐじの身を入れて刻み穴子、銀杏、蒲鉾、ゆり根を出し汁のきいたクズ餡をかけるのが常。

これが蕪蒸し。

忘れていけないものはワサビです。

熱々の餡に鼻を刺激し涙が出そうになりますが、大雪にふさわしい食べ物です。

是非、寒さに勝つために作って見てくだされ。


今年は舞妓はんも観光案内においでです。




2020年12月16日水曜日

歩きたい路

 寒波到来です。

深々と冷え込みがやってまいりました。

北風ピープー。。。。






統計によると京都の初雪はだいたい12月15日あたりだそうな。

大雪の頃は積雪量はさほどなく、夜中に降って、朝目覚めるとうっすら雪景色。

昼までには跡形もなく消え去ってしまってるのがこの頃の京都の雪。

京の雪景色、お勧めはやはり金閣寺どす。

運よく、休みが合えば是非。

夜半に都大路に雪が降れば、翌朝は午前9時の開門を待ちかねて首からカメラをぶら下げた人々が殺到しまする。

広く見渡すなら、京都タワー、嵐山の渡月橋、鞍馬。

それと、お勧めは早朝の賀茂川。

気温が高い朝は、雪が溶け始めているが出雲路橋から葵橋あたり。

目を落とすと澄んだ鴨川の水面、目をあげると比叡山の雪に覆われた頂。

右に目をやると白い大文字、左のやると北大路橋の上に雪化粧した北山の峰々。

後、哲学の道沿いの法然院、山門の茅葺きに雪が積もっていればまさに絵になる、

さあ、みなさま今宵あたり底冷えの京都の雪を楽しみにおいでやす。





2020年12月14日月曜日

大雪の頃では

 師走に入っても気ぜわしいばかりで、まだ、都大路を白く覆う雪は降らない。

比叡山のあたりだけ、薄化粧するくらいどす。



正月準備の一つには大福茶があります。


北の詣りがあり、正月の元旦の祝膳の初茶都する、(大福茶)にいれる(大福梅)を授かるためです。

かつて、天皇の病を平癒したそうな。

天神さんの梅と一保堂はんのお茶で仕立てるのどっせ。

圓光寺の梅もどきは洛北きっての紅葉の名所ですが、大雪の頃には梅もどきの木に目を奪われる。

葉を落とした枝先に紅い身だけが残り、凛とした美しさを際立たせます。

運よく雪でも降れば、朱はさらに美しさをます。

何やら、週末は寒波到来らしいどす。

冬枯れが心に沁みるいる時がやってきます。

あ、、、もういくつ寝るとお正月♪







2020年12月11日金曜日

大雪の頃


 師走に入ってはや1週間。

何かと気ぜわしい大雪の頃ではあるが、まだ都大路を白く覆うほどの雪は降らない。

今年は暖冬の模様ざんす。

先日、嵐山あたりは霜や霧が降りましけれどまだ暖かい日が続きます。

都人は何を置いても事始め。

古くから正月の準備を始める日を師走13日と決めている。

まずは1年間世話になった人々への礼の挨拶に伺い、それを終えてから正月の支度に取り掛かる。

かつては京都の町衆の間で広く行われて行事だが今では花街祇園でしか見かけられない。

しかも、コロナで多分、事始めも井上八千代さんが。。。お辞めになるかもしれなせん。

おめでとうさんどす、来年もよろしゅうに。

芸妓さんに舞扇を手渡すことはないのかもしれません。

都人の一般人は掃除に始まり、掃除に終わるのどすけれど。

あ。。。寒雄なあ。






2020年12月3日木曜日

小雪の頃



 

 昨今、よくニュースで話題になる地球温暖化、、、、、

そのせいによるものかどうか分かりませんが京の紅葉は年々遅くなって来たように思います。

かつては師走の声を聞けば紅葉の(こ)の字も耳にしなかったのが今では12月なかばになって、まだ、紅葉狩りを愉しむ姿を見かける。

しかし、季節のズレを楽しめるならば小雪の頃の紅葉こそが穴場だといえる。

桜にも遅咲きがあるように紅葉も色付き遅れがあるもので、多くの紅葉が茶色いシワを寄せて散った後も、まだまだ、赤々と燃える葉もある。

遅咲きの桜で有名な洛西の仁和寺の紅葉は12月に入ってから見頃を迎える。

昔から、伝えわたる高尾、栂尾、槇尾の三尾から始まり仁和寺あたりで締めくくられる。


この頃、洛西の紅葉は朝映えします、是非、お運びください。



今年は市内のイルミネーションがなくなり残念でしたが、、、

世界の東寺さんがブルーイルミネーションをされました。
古都の庭が紅紅葉との対比が素晴らしくスタイリッシュになってました。
進化する京の街。。。



2020年11月28日土曜日

晩秋の頃

 

この時季、引き続き紅葉を求めて歩くのもお勧めでおまする。

さしたる行事も催事もなく、都人はあらたな年を迎える支度に余念なく、旅人にまで気を配る余裕がないのどす。

言ってみれば、京都人が素顔を表す時季なのかもしれません。

すっぴん京都を楽しみたいなら小雪の頃をめどにお越しください。

例えば祇園界隈、師走の片付けを間近に控えて飾り立てず、あるがままに過ごすのどす。

旦那衆は忙しく立ち回り、芸妓さんたちも心待ちにする座敷がなかなかかからずにいて、馴染みの喫茶店でまったりとお茶を楽しんでいたりする。

新々堂さんや富久屋さんでふっと出会えるかもしれません。

この頃になると、紅葉の名所も長楽寺や知恩院さんから青蓮院さんから蹴上まで足を運ぶと

よろしおす。

繁忙期は永観堂さんへは身動きが取れませんが師走に近づくとゆっくりと歩けます。

盛り盛りの紅葉もよろしいいが名残りの紅葉もはいかにも京都らしい風情を漂わせる。。。



下鴨神社前の家庭裁判所の紅葉一般公開もお勧めどっせ。。。

2020年11月24日火曜日

嵯峨野歩き


 嵯峨野の美しさが際立つのが紅葉の頃どす。

黄葉と紅葉が混じり合い、そこに夕日が当たると飴色に木々が変身する。

静かな秋が多くの見物客で賑わう。

この頃。湯豆腐が恋しくなる頃です。

そこで、お勧めするのが大覚寺門前の森嘉はんの木綿豆腐や厚焼き、がんもどきです。

昆布、顎だしにポン酢さえあれば、湯豆腐が楽しめます。

湯豆腐は絹ごしと思われますが、森嘉はんの絹は崩れやすいので木綿をお勧めします。

一度の贅沢が2度味わえる旨さの国産大豆の香りと甘味旨味を味わって頂きたい。


桜と紅葉ほど人を惑わすものはない。

いつ咲くか、いつ色付くか、と多くがヤキモキしてしまう。

例年だと嵯峨野の紅葉は霜振りから立冬へと移ろう頃に始まります。

そして、立冬えと移ろう頃に終わります。

清涼寺に程近い二尊院は嵯峨野嵐山界隈では比較的早くに紅葉が見られることで知られています。

(紅葉の馬場)と呼ばれる参道の石段を覆う紅葉が素晴らしく、是非、お勧めです。

最後にお勧めは、寂光寺の絶景で秋には一際美しくなります。

嵯峨野散策、一度お試しあれ。。。。





夢が叶う

孫守りツアー❗️岐阜県岩門の滝

残暑お見舞いもうしあげまする・・・・・ 皆様とはご無沙汰してしまいました、申し訳ありません。 岐阜県岐阜県祠戸の岩門の滝へマイナスイオンシャワーを浴びに行って参りました。 息子の隠れスポットの一つのようです。 秋の紅葉狩りの時分も素晴らしい雰囲気を醸し出してくれるに違いありません...

下賀神社