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2020年10月13日火曜日

霜降の頃


青もみじに木洩れ陽


 10月も半ばに入る頃にはぼちぼち紅葉の便りが届き始める。

春は里から。

秋は山から、という言葉どうり、葉が色付くのは洛北の奥山から。

貴船神社あたりからが先陣を切るのは10月末から。


11月に入る頃とそろそろ見頃を迎える。

秋が終わる頃霜降の頃から、小雪の頃まで京都を訪れる旅人のお目当てはほとんど紅葉。

春の桜に比べてその時期は長いとは言え、知られた紅葉の名所はどこも混み合う。

好みによるが、桜は散り始め、紅葉は色づき始めた頃が一番美しいように思う。

年々紅葉は遅くなる傾向にあるが、概ね霜降の頃ともなれば洛北の山深い社寺の紅葉は紅く染まり始める。

心もなぜか浮き立つのは日本人だでしょうか(笑)

紅葉たよりをお確かめの上でお出かけをお勧めいたしまする。




2020年10月8日木曜日

寒露の見ごろ

 


花が咲くのは梅雨の時分

紫色をした可憐な花を開かせるが目立たないせいかさほど人目を惹かない。

それに比べて秋につく紫の実は、それがまるで花でもあるかのように人の足を留める。

まるで小さな実がいくつも集まって房になる。

まるで小さな葡萄のようでもあり愛らしく、これもまたみのりの秋。

桜の名所の平野神社にもシロシキブとムラサキシキブの美しい対比も見どころの季節ぜひご参拝をお勧めどす。



寒露の頃に歩きたい道にお勧めの一つ。

御寺泉涌寺からスタート。

月輪山の麓に建つ泉涌寺は皇室との関わりが深いので御寺(みてら)と呼ぶ。

皇室の御紋の菊にちなんで「菊花展」が開かれそれはそれは綺麗な花々に酔いしれる。

観音様は楊貴妃をモデルにしたと言われ、美人祈願にもご利益があるとされてまする。

ぜひ、お参りをかねて散策お勧めです。

2020年10月5日月曜日

歩きたい路、訪ねるべきスポット


万寿釈迦の燃ゆる朱垢に心惹かれる方が亀岡のコスモス園や田畠に咲いているこの花を愛でる。

私もその一人で、秋風を感じると人恋しくなり。

亀岡に車を走らせ探しにいくのです。





 初夏に始まった鮎のシーズンもそろそろ終わりでしょうに。

年魚と呼ばれる鮎。

初夏には若鮎だったが、秋も深まると落ち鮎と呼ばれるようになる。

ピチピチ若鮎に比べて命を燃やし尽くそうとする落ち鮎はどうしても味が弱くなる。

その代わりといってはなんですが、子持ちの落ち鮎のふっくらした腹が弾けて、はみでた子は独特の風味を持っていて若鮎とは違う旨さが愉しめる。

塩焼きはもちろん、甘露煮にしても美味しい。

鮎釣り名人のおじさんが今年最後の鮎網漁に励んでらっしゃいました。





2020年10月3日土曜日

三十三間堂





 昔々、祖母の手をひかれ参った今熊野の三十三間堂の観音様の数を数えて途中でわからなくなった残念な記憶が蘇る。

観音様の意味合いをこれまた尋ねたらば、昔は苦悩を抱くものは激しい修行にに耐えて、あるいは善行を施すことによって仏様に認められて苦悩から脱却する途を教えられる事になっていくのでしょう。

そして、観音様が登場です。

観音様は人間の苦悩を知っている。

だから、観音様は人間を救おうとして待ち構えている。

人間が合図するとすぐに飛んできてくれるのです。

そこで観音様の人手不足に陥る。

解決策は化身、変身して33に変身して人間を救うことになったそうな。

この数字三十三という数字が三十三間堂につながります。

なんと柱の間の距離が三十三、約百十二メートル出そうな。

昔の尺、尺貫法で言う六尺が三十三。

この感覚、分かる方はもう少ないかもしれませんなあ。

皆さんも三十三間堂に出向いて測ってみてくだされ・・・・




2020年9月30日水曜日

寒露の頃






いよいよ、10月寒露の季節。

あっという間に涼しいを超えて寒いとなる。

秋が深まるのははようございます。

もう今朝から、葉の色が気になりはじめました。

今はまだ、青々とした紅葉を見て清々しい気持ちに浸りますが。

都人は緑葉を惜しむようになります。

後半月もすれば色付いてしまう。

もちろん、その紅や赤、黄色も愛すべきものですけれど。

永観堂や東福寺など紅葉の名所をあえて寒露の候に訪ねてみる。

春から夏、そして寒露に至るまで青々とした葉を風に揺らし陽を受けて遮り、人の目を楽しませ心を安らげてくれた緑をじっくりと見るのもお勧めです。

やがて、赤く燃えそして、散っていくのです。

私はこの季節がいちばん散策路を楽しめると思いやたら、緑を追いかけて歩きます。

今年はコロナで秋祭りも多分中止かしらね。

広隆寺、今宮神社、岡崎神社など五穀豊穣を祈願する秋祭りが目白押し。

街を闊歩してるとどこからか祭囃子が聞こえてくるのが寒露の頃の楽しみどす。




2020年9月26日土曜日

秋分の空

 


いよいよ、秋空らしくなってまいりました。

この頃、畑では稲刈りが始まる。

そう、待ちに待った新米を届けてくださる。。ありがたや。

料理の達人となると必ずしも新米がいいとは限らないそうな。

その響きに惹かれてつい食べ過ぎてしまう。

歳を重ねるごとに米を食べることが多くなりました。

それも炊きたての白いご飯が一番の好物になってきた。

近年の割烹では旬の食材と一緒に土鍋で炊き込むご飯が人気のようで炊く前の状態と炊き上がったところをプレゼンして客に写真を撮らせるのがお約束のようになっている店がちらほら。

ご馳走の後は真っ白なご飯に勝るものはないように思う。

新米ならなおのこと。

和歌山のお嫁ちゃんのご実家から毎年送っていただく新米は艶と香りは最高❣️

ありがとうございます。

神様感謝致しまする。

それと栗の季節でもあります。

新京極の四条側の入り口にある「林万昌堂」の天津甘栗、香ばしい香りに誘われて、ついつい買いすぎてしまいますが、あの甘みが舌を包むと秋本番を感じるのです。

ぜひ、お運びを。



Kyotoは杉の特産地。

賀茂神社の秋からの一枚。


2020年9月24日木曜日

墓参り





 秋分の墓参り

この頃になると、暑くもなく寒くもなく少しばかり長い距離を歩いても苦にならない。

あてどなく歩くのが京都の最大の楽しみと相成りまする。

京都は南北に貫く通り、千本通りは平安京のころ朱雀大路と呼ばれ、平安京の中心となっていたらしい。

今では西に偏っているが、元の京は東に広がっていったことを表している。

北は洛北鷹ヶ峰あたりから南は伏見まで長く続く道、千本通りの由来は朱雀大路の正面船岡山が埋葬の地だったことに由来する。

埋葬地へ巡る道筋に卒塔婆をたてたことから千本通りと呼ばれるようになったらしい。

この辺りは古寺が点在していて千本今出川近辺は観光とはほぼ遠い無縁の寺が多い。

唯一、千本釈迦堂は最古の木造建築で応仁の乱でついた刀傷が今も残っている。

ここから北へ行くと、釘抜き地蔵の石像寺。

苦を抜いてくれる、病平癒祈願に授かった釘抜き絵馬が圧巻です。

さらに北へ行くと、千本えん魔堂。

今生の善行を誓うのは都人の願い。


秋の味覚はやはり栗。

京都のおまんやさんは中村軒さんへ走ろうっと。






夢が叶う

孫守りツアー❗️岐阜県岩門の滝

残暑お見舞いもうしあげまする・・・・・ 皆様とはご無沙汰してしまいました、申し訳ありません。 岐阜県岐阜県祠戸の岩門の滝へマイナスイオンシャワーを浴びに行って参りました。 息子の隠れスポットの一つのようです。 秋の紅葉狩りの時分も素晴らしい雰囲気を醸し出してくれるに違いありません...

下賀神社