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2020年10月3日土曜日

三十三間堂





 昔々、祖母の手をひかれ参った今熊野の三十三間堂の観音様の数を数えて途中でわからなくなった残念な記憶が蘇る。

観音様の意味合いをこれまた尋ねたらば、昔は苦悩を抱くものは激しい修行にに耐えて、あるいは善行を施すことによって仏様に認められて苦悩から脱却する途を教えられる事になっていくのでしょう。

そして、観音様が登場です。

観音様は人間の苦悩を知っている。

だから、観音様は人間を救おうとして待ち構えている。

人間が合図するとすぐに飛んできてくれるのです。

そこで観音様の人手不足に陥る。

解決策は化身、変身して33に変身して人間を救うことになったそうな。

この数字三十三という数字が三十三間堂につながります。

なんと柱の間の距離が三十三、約百十二メートル出そうな。

昔の尺、尺貫法で言う六尺が三十三。

この感覚、分かる方はもう少ないかもしれませんなあ。

皆さんも三十三間堂に出向いて測ってみてくだされ・・・・




2020年9月30日水曜日

寒露の頃






いよいよ、10月寒露の季節。

あっという間に涼しいを超えて寒いとなる。

秋が深まるのははようございます。

もう今朝から、葉の色が気になりはじめました。

今はまだ、青々とした紅葉を見て清々しい気持ちに浸りますが。

都人は緑葉を惜しむようになります。

後半月もすれば色付いてしまう。

もちろん、その紅や赤、黄色も愛すべきものですけれど。

永観堂や東福寺など紅葉の名所をあえて寒露の候に訪ねてみる。

春から夏、そして寒露に至るまで青々とした葉を風に揺らし陽を受けて遮り、人の目を楽しませ心を安らげてくれた緑をじっくりと見るのもお勧めです。

やがて、赤く燃えそして、散っていくのです。

私はこの季節がいちばん散策路を楽しめると思いやたら、緑を追いかけて歩きます。

今年はコロナで秋祭りも多分中止かしらね。

広隆寺、今宮神社、岡崎神社など五穀豊穣を祈願する秋祭りが目白押し。

街を闊歩してるとどこからか祭囃子が聞こえてくるのが寒露の頃の楽しみどす。




2020年9月26日土曜日

秋分の空

 


いよいよ、秋空らしくなってまいりました。

この頃、畑では稲刈りが始まる。

そう、待ちに待った新米を届けてくださる。。ありがたや。

料理の達人となると必ずしも新米がいいとは限らないそうな。

その響きに惹かれてつい食べ過ぎてしまう。

歳を重ねるごとに米を食べることが多くなりました。

それも炊きたての白いご飯が一番の好物になってきた。

近年の割烹では旬の食材と一緒に土鍋で炊き込むご飯が人気のようで炊く前の状態と炊き上がったところをプレゼンして客に写真を撮らせるのがお約束のようになっている店がちらほら。

ご馳走の後は真っ白なご飯に勝るものはないように思う。

新米ならなおのこと。

和歌山のお嫁ちゃんのご実家から毎年送っていただく新米は艶と香りは最高❣️

ありがとうございます。

神様感謝致しまする。

それと栗の季節でもあります。

新京極の四条側の入り口にある「林万昌堂」の天津甘栗、香ばしい香りに誘われて、ついつい買いすぎてしまいますが、あの甘みが舌を包むと秋本番を感じるのです。

ぜひ、お運びを。



Kyotoは杉の特産地。

賀茂神社の秋からの一枚。


2020年9月24日木曜日

墓参り





 秋分の墓参り

この頃になると、暑くもなく寒くもなく少しばかり長い距離を歩いても苦にならない。

あてどなく歩くのが京都の最大の楽しみと相成りまする。

京都は南北に貫く通り、千本通りは平安京のころ朱雀大路と呼ばれ、平安京の中心となっていたらしい。

今では西に偏っているが、元の京は東に広がっていったことを表している。

北は洛北鷹ヶ峰あたりから南は伏見まで長く続く道、千本通りの由来は朱雀大路の正面船岡山が埋葬の地だったことに由来する。

埋葬地へ巡る道筋に卒塔婆をたてたことから千本通りと呼ばれるようになったらしい。

この辺りは古寺が点在していて千本今出川近辺は観光とはほぼ遠い無縁の寺が多い。

唯一、千本釈迦堂は最古の木造建築で応仁の乱でついた刀傷が今も残っている。

ここから北へ行くと、釘抜き地蔵の石像寺。

苦を抜いてくれる、病平癒祈願に授かった釘抜き絵馬が圧巻です。

さらに北へ行くと、千本えん魔堂。

今生の善行を誓うのは都人の願い。


秋の味覚はやはり栗。

京都のおまんやさんは中村軒さんへ走ろうっと。






2020年9月20日日曜日

白露の頃


御園橋から葵橋界隈は葵祭でほんに有名ですが・・・

お月見も素晴らしい名所どす。



 ようやくあの暑さから解放されし候・・・

朝夕、大気が冷えてくると野草にも露がかかる。

白露の頃には敬老の日が定められております。

お彼岸の墓参りを老いた祖父母の手を引いて幼い私は自慢げに大谷祖廟の坂道を夏とお彼岸の頃歩いた記憶が蘇ります。

澄んだ空気が夜空に広がり白々とした月が東山から上り、妙に心も澄んだような気がしてくるのが不思議。

世界中どこでも見る月は同じですが、どこから見るかによってその姿が異なって見えるのがあらあら不思議。

永きにわたって下鴨神社界隈に住んだ記憶からか鴨川の河原の出雲路橋あたりから見る月は風情たっぷり。

まるで日本画のような絵が浮かぶ。

白露と言えば、萩の季節。

もっとも知られているのは梨木神社の萩祭り。

俳句や狂言の奉納、美味い水をいただける。

あと、出町柳のすぐそばにある浄林寺「別名萩の寺」

それに真如堂、平安神宮、上賀茂神社。

萩の花は散った後も美しい。

紫や白い花が風に舞う姿は可愛らしい、白露の頃ならではです。

ぜひ、お出ましを。

何故ゆえに、詳しいかといいますと8歳から茶道、初動の師範代についておてったいさんをして参った寺や神社は気候や風の香りで思い出されるからどす。

皆はんも盛大気候の良い季節を楽しんでくだされ。




2020年9月16日水曜日

神護寺

 


空海の伝説を訊ねて、高雄まで足を運んでみた。

まずはバスで高雄で下車して、高雄橋あたりまで。

目に入ってくるのは女人禁制の石碑。

橋を渡るとすぐに登り坂、坂の上には最古の下乗石の「硯石」すずり石。

空海が神護寺で修行したとき嵯峨天皇が寺の門額として書かしたもの。

この硯石をからまっすぐに絵葉書で有名なおなじみの神護寺の急な坂。

ぜひ、喘ぎならこの坂を登ることをお勧めしたい。

なかなか、喘ぎならこの坂を登るといろんな疑問が湧いてくる。

何故、こんな険しいところにお寺を作ったのだろうかと、もっと身近なところでもよかったのにと勝手なことを思いながら毎度登る。

そして、金堂にたどり着く一息ついたら考えることは一つ。

この静寂を一人で楽しみたくなるのです。

高雄山神護寺には、参拝人の姿は相応しくないような気がする。

何故なら、きっと、参拝人がやってくることを予想してなかったのではないでしょうか。

この石段ですからね。


健脚の私でしたが今では大変参拝しにくい寺と相成りました。

近くの愛宕山マラソンを学生時代3回走らされました。

7月31日の千日参りをお勧めします、なんと一生分のご利益が天から授かれますから。


ぜひ、事前にマラソンの軽い練習はして望んでくだされ。。。




2020年9月13日日曜日

白露の頃




白露の頃にお勧めは。。。。

ようやく暑さから逃れ、大気が冷えてくると野草にも白いつゆが宿るようになり。

早朝の鴨川の川原を北へと足を運ぶと、日の光を浴びてキラキラ輝く草をみるとようやく長い夏を過ぎ越したことを実感できる。

9月9日。

賀茂川にかかる御園橋を渡り多くが上賀茂神社に参拝する。

重陽の神事(災害から逃れるための神事)

烏相撲なる、ユーモラスな廻しをつけた子供が3回飛んで鳥の鳴き真似をして厄除け祈願。


年により異なるが、中秋の名月はおおむね白露から秋分にかけての頃。

澄んだ空気が夜空に広がり白々とした月が東山から上がると心まで澄んでくるような気がする。

世界中に月が上がるが見る場所によってその姿が違って見えるような気がする。

私の好きな月見場所は出雲路橋あたりから見る浮かぶ月は風情たっぷりです。

ぜひ、満月を楽しんでみてくだされ。




夢が叶う

孫守りツアー❗️岐阜県岩門の滝

残暑お見舞いもうしあげまする・・・・・ 皆様とはご無沙汰してしまいました、申し訳ありません。 岐阜県岐阜県祠戸の岩門の滝へマイナスイオンシャワーを浴びに行って参りました。 息子の隠れスポットの一つのようです。 秋の紅葉狩りの時分も素晴らしい雰囲気を醸し出してくれるに違いありません...

下賀神社