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2020年8月16日日曜日

立秋の見どころ

長いようで短いのが京の夏。

祇園祭がおわると一気にお盆の空気が漂いはじめる。

8月16日夜8時。

東山如意ヶ岳の大の字形にしつらえた火どこに火が付く。

今年は漢字の端の部分のみ点灯されるそうな。

赤々と大文字が浮かび上がるPm8スタートどす。

これを合図として五山の送り火でご先祖様をお送りし、行く夏を惜しむ。

昔はよく護摩木の消炭を探し、半紙にくるんで玄関先に吊るすと厄除になる。

小さいかけらなら、財布に無病息災のご利益にあずかれる。

祖母に連れられ、早朝に拾いにいきました。

立秋の菓子と食材の勧め。

水まんじゅう。鳴海餅本店さのがおすすめ。

あと、お惣菜には鹿ヶ谷のカボチャ。甘く炊いて冷やして頂くと食も進みまする。

松原界隈を歩くには、六堂珍皇寺界隈を歩いていくと、あの世とこの世の境目だとは思えないほど人通りが多い。

ご存じかもしれませんがみなとや幽霊子育育飴本舗さんがある。赤子を埋葬するときに泣き止まない子にはこの飴を一緒に埋葬するとおさまるといわれがあります。こわい。

松原どうりを東に進むと清水さんどす。やっと、埋葬できますなあ。




2020年8月12日水曜日

疫病退散が目的の蘇民将来子孫の札ありき


 今年は戦後初めて、祇園祭巡行がありませなんだ。



皆さんもご存知のコロナ菌の蔓延の危険性により葵祭も中止と相成りました。

ご存じかもしれませんが祇園はインドの富豪がシャカのために建ててあげた瞑想の精舎、それが祇園です。

八坂さんの階段が正面だと思われているかもしれないが実は東側にある、石段は南側。

八坂さんが疫病退散の神様と祀られたのは高句麗の末裔で繁栄祈願の為に根を下ろし神を祀る事を願ったからである。

これは、茅の輪信仰にも繋がり昔は、疫病退散にはまず、茅の輪を玄関にまたは腰に巻いて疫病退散の祈願をした。

今では、各地で茅の輪の祭りが行われるのが慣しで、祇園祭のちまきはこの茅の輪が形を変えて残っているものです。

コロナ疫病退散。

亡くなった祖母なら声を大にして叫んでいるでしょう。


 

2020年8月9日日曜日

大衆の娯楽と慰安の糺の森

 個人的に青春時代を過ごし、葵橋から加茂川と高野川が合流する鴨川を眺めて癒されしの思い出が私のあるあるだ。

以前、下鴨神社の境内で赤テントの根津甚八の舞台を見たことがある。

あの頃の楽しみには糺の森に夏の納涼会として団子やところてん、瓜が売られていた。

今でも、御手洗祭りにはみたらし団子や屋台のうどんなどが売られてたのしき夏祭り♪

今では懐かしき銀幕のスターの貢献の話も銅像のみに残ったりしている。

下鴨神社の中洲の思い出は群衆と慰安に使われたのです。

今でも鴨川のデルタに世界中から集まるのは下鴨神社の歴史から起こるものでしょう。

今では、納涼会は三条から四条の間の河原に料亭が張り出す床が連想されるだけ。

床の下の、もっと水に近い所では若いカップルが完璧な間隔で席を取って語り、それを四条大橋の上から眺める群衆もまた新しい京都の夏の風物詩として定着している。

今日、コロナ菌の影響でますますsocial distanceの間隔の取り方が素晴らしくうまい。

 




2020年8月7日金曜日

糺の森の伝説

 下鴨神社は糺の森の中にあります。

今も森の中に瀬見の小川が流れています。

そこには、玉依姫という少女がいました。

ある日、小川で遊んでいると丹塗の矢が流れてきた。矢を拾い枕元に。

翌朝、彼女は妊娠、やがて男のを出産。

父親は誰か?

祖父は酒を作り、初七日の宴のあと、孫に向かってこう言った。

『この酒をちっと思う人に飲ませなさい』

杯をとった男の子はこう答えた。

「この酒は、天に捧げます。」

そうして、彼は屋根を破り天に登っていった。

丹塗の矢は、火雷神のものでした。

都市伝説多しの糺の森・・・・


2020年8月5日水曜日

下鴨神社の神の化身八咫烏

八咫烏・・・ヤタガラスのいわれ

日本書記の一編に、神武天皇の一行がやまと入りを空から道案内をした鴨氏の先祖である。
鴨氏の先祖は人間ではなく天上から派遣された烏や大きな鳥に変身して危険な場所から安全な場所に案内する能力を持っていたと云う話。
「さ、こちらへ」と、案内したとは思えない。
人間業ではない。
何か不思議な神業で案内役を努めたに違いない。
その神の子の人間、それが鴨氏の先祖である。
鴨氏そのものである。



この話、まんざらでもないのです。
私の同級生は、鴨氏の一族の末裔でした。
今は国の保存下に置かれている、下鴨神社の水守の一族でした。
ご両親もさることながら、二人の姉妹は才気煥発でした。
あらゆる芸術に長けて、ハープの奏者に画家でもありました。
行動力もさることながら才女の誉れ。
やはり、神の子の遺伝でしょう。。。。

どうか、コロナのパンデミックを空からの導きで鎮めて頂きたい。

2019年7月6日土曜日

京都の雨


京都の雨、旅人にとっては大敵とされがちだが、雨にちなんだ名所を覚えておけば、敵は味方に変わる。

世界遺産に登録されている二条城のすぐ近くの神泉苑という寺がある。
今でこそ、さほど広くないが、昔は三条まであったそうな。
この池は枯れることがないらしい。
その池には、龍神がすむと伝えられる。

京都は水の都と呼ばれるほど、湧き水がでる井戸がたくさんある。

最近では、中国の水不足を不安に思う中国人が井戸のある土地を買い漁ることで北の都は土地が高騰したことがある。

水が湧き出る国は滅びることなしと伝わる。。。。

まんざら、嘘では無いように思うことしばしばどす。

この、写真は大祓の儀式。
清めるには、水が大切、今年の半旗を新たにするには心機一転お祓いがオススメ。


2019年7月1日月曜日

小満の頃


夏がきてから、陽気が生き生きとし生きるものに力を与え、万物が成長を始める。
花を終えた樹々は青々とした葉を茂らせ、真夏の日差しに備える。

爽やかな初夏の陽気が続いた日々からときおり雲に覆われ湿気に包まれる日々。
これをはしり梅雨と呼ぶそうな。
また、この頃を小満という。

この頃は、美しい夕日が見られる頃でもある。
以前は、鴨川の床開きも5月になり、7月から昼間も開催される。
夕暮れ近くともなると、女将は空を見上げ床どこを開けるかどうかやきもきする。
雨さえ降らなければ、この時期の床店は実に心地よく過ごせておすすめでする。

おすすめのお店は平安神宮の近くのグリル子宝どす。
名物オムライス、ピラフ、グラタン。。。
暑さ対策にカロリーを蓄えて、夏バテする前にどうぞ。


夢が叶う

孫守りツアー❗️岐阜県岩門の滝

残暑お見舞いもうしあげまする・・・・・ 皆様とはご無沙汰してしまいました、申し訳ありません。 岐阜県岐阜県祠戸の岩門の滝へマイナスイオンシャワーを浴びに行って参りました。 息子の隠れスポットの一つのようです。 秋の紅葉狩りの時分も素晴らしい雰囲気を醸し出してくれるに違いありません...

下賀神社