古都、京都には世界遺産17を筆頭に広く知られた寺社がある。 目にも見えず、聞こえもしませんが京都には世にも不思議な言い伝えがあります。 その空気を感じるからこそ、京都に憧れ集うのでしょう。
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2019年4月4日木曜日
春のおどり
春分が過ぎ、晴明の頃になっても、まだまだ京の街は桜色に染まっている。
むしろ、近年では晴明のころに花見をすることが多くなってきている。
春分の桜が露払いで、晴明になってからの桜が真打だと言われている。
秋は山から、春は里からという言葉に従えば奥深い山は晴明のころになって、ようやく春らしくなる。
街なかに咲く花は華やかだが、山里の古寺にひっそりと咲く桜は侘びた風情を湛え、なかなか味わい深いです。
この頃、春のおどりも始まります。
花街の舞妓、芸妓が踊りの花を咲かせる。
上七軒の北野踊りは春分に始まっており、宮川町の京おどりや祇園の都おどりも春分に始まり、晴明の頃に最盛期を迎える。
桜の花を愛で、その後は華やかな踊りの花を観る。
これぞ、晴明の頃ならではの愉しみドッセ。。。
心に花を咲かせましょうぞ。
2019年4月3日水曜日
鴨川デルタ
今年はほんに花冷えが応えまする。
金閣寺では、氷がはったそうな。。。
今や世界的に観光都市の仲間入りをしそうな京都prefacture.
留学生や英会話の先生から、集合場所で有名な場所があると聞いたことがある。
それは、京阪出町柳近くのデルタ鴨川です。
映画のワンシーンにも登場したり、集合場所で集まりやすく、ダンスの練習場に、バーベQするにも、お花見にするにもGOOD!
この季節には、お花見にシダレサクラに小手鞠桜と綺麗な桜のオンパレード。
そして、京都桜祭りでも有名な半木町、なからぎの道の桜祭りをお勧めします。
こちらは、昔むかし、馬場でした。
長く続く路は硬く、しかし、桜並木の根は強く、シダレサクラの乱舞はお見事です。
サイクリングによし、マラソンに良しです。
今年は寒暖の差が激しく、7日の週末は満開となりましょう、一度シダレサクラの乱舞の門を潜ってみておくれやす。
近くには、下鴨神社、原谷苑など、植物園のバラ園もGOOD!
では、桜のトンネルでお会いしましょう。。。
2019年4月2日火曜日
歩きたい道
ご存知の嵯峨の大沢の池の霞と桜並木。
個人的には中学時代の私を鍛えてくれた愛宕さんの麓どす。
嵯峨野。
その言葉だけで、誰もが心惹かれる。
それが、穀雨の頃だとなおさら一掃。
青々とした竹林を吹き抜ける風を頬に受けながら、嵯峨野街道をしじら歩き。
一番初めは、天龍寺から、たくさんの塔中の壮大な庭を眺めその雄大さは見るものに訴えかけてくる。
次は、野宮神社の竹林のなかに建つ社、源氏物語では馴染み深い。
日本でも絶景と言われる竹林。
緩やかなカーブを描く細道には柴垣が続き、その上には天を目指すかのように真っ直ぐに伸びる竹が空に向かう。
私ごとですが、春夏秋冬、この竹林に背中を押され今日までひるむことなく元気をいただきに足を運びました。
今日、世界中から京都に観光に来られますが、私は真っ先にこの竹林に案内したいと思います。
竹の生命力は素晴らしいです。
破竹の勢いと申しますが、元気はいただけます。
新年号は令和(れいわ)
今日、新元号が発表されました。
街では、号外も配れました。
令和(れいわ)
5月1日に新天皇の即位も決定。
645年の大化改新から数えて248番目の元号となるらしい。。。。
夢と希望を思い日の出とならん。
オリンピックにパラリンピック、大阪万博と大イベント目白押し、大きく飛躍する日本となることを願ってやみません。
この春先の時雨は、昔曰く穀雨と言われています。
穀物と花のための雨といった意味合いで、あとは雨を待つばかり。
さあさ、桜の満開を待つばかり。
2019年3月30日土曜日
晴明の頃
そう、今日、晴明の頃がお花見のシーズンになってきています。
春分の桜が露払いと言いますが、今日の雨はまさにそのような雨。
晴明の頃がやってまいりました。
お花見本番でしょうに。。。
私ごとですが、8歳から大覚寺の塔中の報徳寺尼寺に修行に入りました。
もちろん自分の意思ではありません(笑)
私があまりにおてんばで実母を4歳で亡くし、人の手を転々と渡り歩く生活は精神的にも肉体的にも無理があったからでしょう。
後に、継母が来て3回も本宅、別宅、離れ、別荘と引越しの生活を余儀なくされました。
しかし、あの禅寺の尼の生活は私の核を作るには良い結果と相成りました。
ゆえに、いまだに、晴明の頃には嵐山に足を運び亡き恩師宗円先生を偲ぶことが私の心の安寧に繋がるのでしょう。
きっと、皆様も桜を愛でるのは慕情が蘇るからではないでしょうか。。。。
色彩心理学では、ピンクは慕情と恐怖と攻撃の意味合いがあるそうな。
忘れ得ぬ、母性の思い出をつなぐものでしょう。
合掌。
2019年3月29日金曜日
きぬかげの路
学生時代の陸上の練習と言えば、きぬかげの路を走ることでした。
こんにち、京都マラソンのコースで有名になりました。
ご存知の通り、アップダウンの場所で、俗に衣笠山を沿って走るのです。
周りは、金閣寺、龍安寺、そして仁和寺の3つの寺を巡る路。
以前は、観光道路と呼ばれていました。。。
近くには宇多天皇の墓があり、夏を涼みに来られたそうな。
京都のうどん屋さんで好んで京都人が注文する衣笠丼はまさに薄味の油揚をご飯に乗せ卵とじの白身を雪に見立てて召し上がる楽しみなものどした。
晴明の頃のきぬがけの路はさくら路になる。
金閣寺にはあまりさくらがございませんが、、、
近くの平野神社には是非お立ち寄りを。
なだらかな路をカーブを描きながらの坂道は堂本印象美術館をへて龍安寺へと続き。
おやすみどころは有名な権太呂さんの蕎麦がランチにはオススメ。
次に仁和寺のさくらが遅咲きのさくらで人気。
(わたしゃおたふく 小室のさくら 鼻は低くとも 人は好く)
よく、歌われましたとさ。
さあさ、咲き誇る桜を愛でに参りましょうぞ。。。
2019年3月27日水曜日
ユキヤナギと山椒
ほんに暖かな日差しを受けるようになりにけり。
気がつけば、つい桜を探して晴明の候。。。
今日のニュースで桜の開花宣言を聞きホットしておます。
そして、今更ユキヤナギの可愛らしさに目を向けてしまう。
鴨川河川敷にそこかしこでポイントで咲いている。
川面に向けて伸びる小花は、ふわりふわりと川風に揺れ、優雅に舞う。
哲学の道。
我が子の卒業式の思い出には、桜とユキヤナギの想いが浮かぶ。
それそれ、関雪桜が咲き始め、桃色と白色が互いに染め合うようにも競い合うように舞う。
ユキヤナギの可愛らしさを追うならば、龍安寺も石庭の白さとユキヤナギの白のバトルもまた、美しさを愛でるには最高。
季節の変わり目には、体調を崩す方には、花山椒を是非。
京都人は何にでもこの山椒をかけます。
例えば、鰻に、親子丼に、鳥の唐揚げ、天ぷらに。
まだまだ、うどんにそばに、煮魚にもどっせ。(笑)
木の芽、山椒の特産地は鞍馬。
木の芽と呼ばれる花山椒は通年出回るが花山椒と青実の山椒は春先だけの愉しみ。
この頃には、京の主婦は競って塩こぶに山椒を入れて我が家の味自慢をします。
私も必ず炊きます。
鰻茶ずけ、味噌煮に、おかゆにも。
みるみる、食欲が出て、体も温まり元気になりまっせ(o_o)
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