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2019年3月11日月曜日

春分の味どころ



京都の春といえば、お花見。
そうそう、さくらです。
春分を境に一気に春ざんす。
お花見のあとは、結構あったかいので祇園界隈をブラブラした際は黒蜜凍り!(◎_◎
置き屋さん風情をみて取れるお店をのぞいてみてくだされ。

もちろん、1番のオススメはさくら餅どす。
お茶席で振る舞う上生菓子から、普段のお菓子から商う店も異なります。
昔はおまんやはんといえば、上生菓子やきんとんはあらしまへんでした。
今では、観光客さんのために並べるお店がたくさん。

それは、さておき桜餅。
関東のそれとは違って、桜に染めたもち米にこしあんを入れ、塩ずけにした櫻葉で包む。
この、櫻葉を剥いて食べるか、いなかで今もバトルが。(笑)
まずオススメは、桂離宮の中村軒はん、嵐山にある鶴屋寿はん。
こちらの桜餅は絶品どす。

あと1つは、たけのこどす。
本来走りを好むのは、江戸の数寄屋はん。
近年は京都も早い走りを好むけれど。

旬のタケノコを他のそむなら花咲く春分の頃に限りまする。
洛西、塚原あたりの朝ボリなら甘く臭みなし。
エグミもなく純白のタケノコは春の宝石。。。。。



2019年3月8日金曜日

春分前の見どころ




桜の花見


京の春分地点、むろんほかにも見るところはたくさんありますが。
この期間は三分、五分咲き、満開近しなどと花便りが届きます。

早咲きで知られるのは、嵐電沿線の車折神社(くるまざき)
難読な駅名が多々ある嵐電。

品種の多さでは平野神社、多種多様の品種の乱舞を楽しんで欲しい。

花の命が長いのが醍醐神社、紅枝垂れ、八重桜、山桜、境内一円に花を広げる様は圧巻。

あと1つ、出町柳駅の長徳寺どす。
オカメザクラ。
寒緋桜(かんびザクラ)と豆桜の交配で濃い桃色が愛らしく。
ファンは多い。
私もファンの一人でおます。

日本の桜と言えばソメイヨシノ。
年々、色褪せて見えるのは、老眼の私だけ!(◎_◎;)

あと、オカメザクラは加茂大橋あたりに乱舞しています。

もう1つ、あの鴨川の半木(なからぎ)のシダレサクラ。
植物園の近くにて。

ぜひ、お時間がおありの方は、朝の散策をオススメいたしまする。





2019年3月7日木曜日

春分の日ちかし




国民の祝日は秋分と春分が結構子供の頃から記憶に残ってますよね。
そう、京都ではもみじとさくらが人気ですもん。
京の町がもっとも混み合う時季でしょうに。

もみじは結構長く楽しめますが春の桜はあっというまに、咲きすぐに散ってしまう。
場所によっては幾らかの早咲き、遅咲きがあるものの、おおむね2週間ほどの命。
そのころが春分の時季に入ることが多いざんす。
今日は。。。
皆さんも桜前線の動きをブログやSNSなどで更新されるので、それを頼れば京の桜の見所を探り当てるにはさほど難しくないのではないでしょうか。

そう、その桜をどこで見るかが、春分の候の1番の悩みのタネ。
私は京育ち京女ですから、昔からの見所は順番も場所もオススメが時季になると体が教えてくれます(笑)

さて、問題は時間帯でしょ。。。
どの時間が見所かと言えば、間違いなく早朝です。

さくらも人と同じ。
一晩ぐっすり休んだあとが花も生き生きとしてまっさかいに。。。

それから、夕闇、夜桜ではないでしょうかね。
それまでに体調管理をしておきませう。







2019年3月6日水曜日

はなくそ花供曾ご存知どすか?



唇水仙の咲く頃





若い頃の話を1つ。。。
8歳で大覚寺禅寺での尼さん修行に入られた私。
呉服屋のいらん子(次女)又は鯉さんの私。

昭和の戦後の混乱期が収まると、高度経済成長期なるものに日本は追い込まれていく。

以前にも話しました、祇園石段下では身体のあちこちを白い包帯を巻いた帰還兵や足のない兵隊はんの悲しい姿と物乞いを叫ぶ声。

アコーデオン奏者とともに歌い上げられる戦後の敗戦歌の悲しげなメロデイ。。。

祇園石段下を抜けて墓参りに行く、帰りは八坂はんのテキ屋のお菓子を買ってもらうまでは我慢がまん(笑)
しかし、その姿とあの歌を耳にすると一瞬で気落ちする。。。

目に入るのが椿の花と梅の香り。
これが私の春先の啓蟄の想い出。

ハタチの頃は真如堂や松尾大社、大覚寺で大先生の茶会でお炭で前をするほどになっていました。

この頃、真如堂での茶会のお土産に配られるのがご存知かな?

はなくそ、花供曾というお菓子どす。
うきあられに黒砂糖を絡めたもの。
ほんに大きなはなくそみたいなやつ(笑)
田丸弥はんでのぞいて見下され。




2019年3月5日火曜日

梅の花


古いお話させてくださいませ。
京都は都で賑わいを見せていました。
その頃は、桜ではなく梅の花でお花見を楽しんでいたそうな。

それゆえか、京の街には梅見の名所がたくさんあります。
しかも、お寺はん、神社の庭園として梅園は見事に残って居まする。

例えば、京都御苑の西蛤御門入り南へ出水口まで梅林がある。

御苑を出て西へ麩嘉さんの生麩を買い求めるのがオススメ。

そして、二条城の西に梅園が広く咲いて居ます。
今まさに色とりどり。
それに珍しく一本の木に赤白の梅を咲かす梅の木がめずらしオス。

ここから、西へ松尾大社があり松の木が素晴らしい酒の神さん。
その後に嵯峨野の竹林を歩けばめでたい、松竹梅と相成ります(笑)

さあ、京都へ行こう。。。



啓蟄

啓蟄の日どす。。。
何やら、ムズムズしますよね、鼻が(笑)身体も。
気持ちもウキウキとしだし、用事もないのに外へ。
蟄ちつは虫が土に篭ること。
最近は人間も引き篭もる方が増えましたが。
啓けいは開くことを言います。

すなわち、啓蟄は陽気に誘われて虫たちが、また引きこもりの人たちが土から家から這い出る。

そのお目当ては花か鳥かはたまた食か!(◎_◎;)

今日も北野さんの梅を見によりましたらば、梅の花は盛りをすぎ桃や椿に目が行き。
京の都に芳しい花の香りが満ちる。

花が咲くには水が入りますよって、この時分はシトシト雨がよう降ります。
この頃、貴船神社では雨乞いの祭りがあります。
ほんに雨は龍神さんを司り、貴船の祭神。
山深く樹木の生い茂る貴船は龍神様にふさわしい場所。

貴船の語源が木生根と言われるのにはそんなわけがある。

京都は水でできている。
いつも、そう思う。

私は堀川で生まれ、大堰川と清滝で体を作り、下鴨神社の鴨川で青春時代を、老成は高瀬川に舞い戻らせされた。

もしも、京都が豊かな水に恵まれなかったら今日のような隆盛はなかっただろうし。
観光地としても人気に恵まれなかったのではないだろうか。

行こう‼︎
その水を司る龍神様へご挨拶に出向くのに格好の時期が啓蟄の頃どす。。。。



2019年3月2日土曜日

梅は咲いたか桜はまだかいな。。。

昔の歌がふっと脳裏に浮かぶ、気持ちのいい気候がやってきました。 梅は咲いたか桜はまだかいな。。。 ただただひらひら華麗にまちわる花。 恋は咲いたか? 愛はまだかいな・・・ 若いころっって、時間が経つのが遅かったような。。。 春の日差しが足を止める。 誰でも心の奥に卒業できないものがあるでしょう。 人は弱くもあり強くもある。 だから、人は支え合う。 誰の上にも歩き始めるためには桜は咲く。 今日、娘と1年ぶりに高瀬川沿いを散策。 後少しで、 満開の桜を仰ぐ。 その前に梅は咲いたか桜はまだかいな。。。 来年、娘はアメリカに嫁ぐべし。。。


夢が叶う

孫守りツアー❗️岐阜県岩門の滝

残暑お見舞いもうしあげまする・・・・・ 皆様とはご無沙汰してしまいました、申し訳ありません。 岐阜県岐阜県祠戸の岩門の滝へマイナスイオンシャワーを浴びに行って参りました。 息子の隠れスポットの一つのようです。 秋の紅葉狩りの時分も素晴らしい雰囲気を醸し出してくれるに違いありません...

下賀神社