普段は静かな京都の街並みですが・・・
2月8日になると大勢の参拝客で賑わう寺が河原町五条の上徳寺。
世嗣地蔵さんと呼ばれ親しまれてる。
徳川家康の側室あちゃの側室を弔うため。
本尊は阿弥陀如来と世継ぎ地蔵さん。
この日は一億功徳日にあたり、参拝すると世継ぎを授かると伝わっていまする。
京都は世継ぎによって成り立っている街です。
茶道、花道をはじめ、能狂言から伝統工芸に至るまで世継ぎの存在がなければ途絶えてしまいます。
もちろん、継ぐのは血縁だけではない。
世継ぎあってこその京都。
それを象徴するのが2月8日なんだそうどす。
あと一つ、市比賣神社さん。
市内を少し南へ下がると。
小さい社がいつもにぎわっているのが市比賣神社。
女人厄除けの神様として広く知られています。
その名前の通りで(市)、すなわち市場の守護にもなっている。
女性と市場の守り神・・ぜひおいでやす。