節分の日の夕食は決まってイワシの塩焼き。
まずはこの煙で鬼をとうざけ、食べた後のイワシの頭を柊の小枝に刺し、その臭みとトゲで鬼を追い払う。
さらには夜の豆まきで鬼を退治するという塩梅です。
これが昔から京に伝わる節分の家庭行事で巻き寿司を丸かぶりするような下品な行いはしない。(笑)
そして、外での節分は吉田神社、伏見稲荷神社、壬生寺、北野天満宮の四社寺を節分当日順番に参拝するのが都人。
一年の無事、家内安全を祈願するのどす。
多くの子供は長い山道の露天のお菓子が目当て。
大人の目当てはクチナシ色の神札。
または、年越しの蕎麦やおでんも出て団欒の楽しみもある。
しかし、今年はコロナのこと、多分露天はおやすみでしょうね、残念ですけれど。
楽しみながらの神参りは長く続く秘訣だと思いまする。
今年の都踊りは4月1日から開催されそうどっせ。
お楽しみに。
お茶席は残念なことにありまへんのどす。