雪が舞うまうと寒い寒いと小走りに走れますが。
冬の雨は足にかかると余計に寒さがしみますのでそろそろと家路につきますと偉く冷え込んで来ます。
そんな時は決まって、甘酒に生姜か柚茶を飲みます。
体が温まると、よっこらせと重い腰をあげて夕飯の支度に入ります。
京都は出汁文化と聞かれたことがおありやと思います。
水に昆布を浸して、沸騰するか否かに昆布をあげます。。。
それから、鰹節をわんさか入れます。(水の量の3倍)
大体、お湯の量の三倍を鷲掴みして鍋に投入します。
最後の鰹節が沈む前にザルにさっと越します。
それから、酒、味醂、薄口醤油で味付けをします。
今日は餡掛けそばと筑前煮をこしらえます。
出汁は半分ずつ使います。
筑前煮は全国共通のお袋の味の代表格です。
まずは油を引いて、鶏肉の小口切りを炒め、ごんぼう、れんこん、にんじん、椎茸を炒めてすぐに酒を入れて、だし汁投入でおます。
落とし蓋をして、材料がしんなりしてきたら、味醂で照りと甘みを調節しながら、出汁を飛ばします。
餡掛けそばの具材はニシンかお揚げの甘だきに九条ネギと生姜のスッタンを入れます。
時々、湯葉がある時はたっぷり入れていただくときもあります。
餡掛けは芯から体を温めるので大寒の冷えた体にもってこいどす。。。
今年はコロナで紅葉狩りも残念なことでした。
しかし、なぜか、紅葉には良さげな気候どした。
最初は暖かく、最後は冷たい時雨が降って紅葉の赤色に元気が出て永く楽しめて宵々楽しい紅葉狩りでおました。