日本でも有名な吉野の千本桜と壺阪寺の大仏様と桜・・・・
京都人でも吉野の千本桜は憧れどす。
なんといっても吉野山一体に山桜が多いしげる様は圧巻どっせ。
朝焼けを受けて薄墨の桜色と夕日を浴びてオレンジに輝く桜色は厳かでこの世のものとは思えないのです。
京都から3時間かけても拝みに参りますよって。
思いがそのように走らせるのかもしれません。
桜花微笑春・・・(おうかびしょうのはる)
日本列島の北から南まで余すところなく分布している桜は、万葉の時代から日本人の心をつかんできましたね。
咲いた時の美しさに及ばず、開花からたった1週間ほどで散っていく儚さと潔さ。
これも、日本人の心をとらえて仏教思想や武士道一体化して誰言うともなく国花とみとめられ愛され続けている理由でしょうね。
桜が咲き誇る四月は出会いの季節、出発の季節だから、満開の桜の木の下は、行く人行く人皆、笑顔に満ち溢れている。
希望を抱き、志を持って新たなスタートをきる人々を桜も微笑みながら見送っている。
その様子を伺う私も、いつの間にか微笑んでいたりしまする・・・・