薄く桃色が透けて見える餅菓子には白味噌とゴボウが挟んである和菓子。
和菓子にゴボウ?って。
平安時代の新年の歯固めの儀式の名残り出そうな。
現代のお食い初めですね。
現代ではタコや小石を赤子の口に添える物が、昔は押鮎などの硬いものを食べ、健康長寿を願う行事で、その鮎の代わりにゴボウを用いたのが花びら餅。
白味噌と餅は雑煮に見立てたのだそうな。
確かにひとくち頬張ると、甘さや舌触りが雑煮に近いのどっせ。
私は幼少の頃から大覚寺の塔頭で裏千家の稽古に励みました。
若い頃は振袖で初釜の手ったいはんをしました。
必ず、出てくるのはこの花びら餅でおました。
これは裏千家11代目が初釜の菓子に使われ、以来、今日まで裏千家の初釜には欠かせぬ菓子となったそうな。
この小寒の季節菓子どす。
ぜひ、買い求めてご賞味くだされ。
京都の底冷えといいますが、中々の冷え込みどす。
そんな寒さ対策は温泉につかるのが一番どす。
大原や嵐山にも温泉があります。
しかし、京都の湯と言えば銭湯。
私が子供の頃は、家に風呂があっても冬には銭湯へ。。。
夏には井戸の水の水風呂が冷たくさっぱりするので、また、銭湯へ。
今でも(船岡温泉)(金閣寺湯)(長者湯)その趣と共に楽しめる銭湯へぜひ。
個人的には天山の湯が好きどすけど(笑)
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