日々、深々と冷え込んで参りますと。
食の偏りが流石に出て参ります。
北国のように市内は海には遠いものでして。。
魚と言えば、鯖、イワシ、グジと言った干物になりますが。
体を温める蒸し物が都人には手っ取り早く、例えば茶碗蒸し、蕪蒸し、餡掛けうどんとお話して参りましたけれど。
大寒近くなりますと、冷えが堪えるもので、寿司も蒸し寿司になります。
馴染みのない方は寿司を蒸すなど考えられないでしょうが。。。
京都人にとっては真冬のご馳走として、寒の入りには一度や二度は食べないと気が済まない
ほど、慣れ親しんだ食べ物です。
京の寿司屋さんの冬場の品書きには載ります。
一番のおすすめは寺町二条の(末廣さん)
底冷えのする日は決まって、末廣さんの蒸し寿司を食べるのが慣わしになっていました。
刻み穴子に寿司飯に錦糸卵、えび、イカなどの具を載せ、蒸籠でむしあげる。
火傷しそうな熱々を食べれば大寒も吹っ飛びます。。。
ぜひ、一度お召し上がってくだされ。
熱いものを食すると、コロナ予防にもよろしおす。
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