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2021年1月31日日曜日

冬に咲く花

 



固い蕾が、ほのかに先っぽが色付きはじめてきましたよ。



京都の冬の空もどんよりと雲が広がると気分も落ち込みまする。

そんなときは部屋の中を明るくしてみませんか・・・


スタンドライトを置いてみたりして印象がパッと変わります。

ランプシェードを替えるのも簡単でおすすめです。


私はIKEAに観葉植物をどっさり買い込みに走ります。

暗いトーンの服ばかりきたりしてたり、そのような方のファッションをみたりすると、またまた、気分が塞ぎやすくなりますからね。

冬でも、頑張る観葉植物の緑をみていると不思議と落ち込まなくなります。

緑の力はあらあら不思議。

厄介なごご近所の嫌がらせもさらりと受け流せまする。

毎朝のスムージーも三つ葉やセロリ、小松菜、アボガドの緑を必ず入れますね。

あとはりんご、みかん、にんじん、ナッツ、マンゴーなどのビタミンカラーも必須かも。

甘みは蜂蜜で・・・・



雪解けの大徳寺の参道・・・

四季折々の色合いが醸し出される路。


2021年1月28日木曜日

真冬の花

 



真冬に咲く花があります。

雪ぼうしをかぶった椿、香りたつ梅。

足元では、雪の中からポツポツと顔を覗かせる蕗の薹や福寿草を見つけることができます。

玄関の中、花開く花は私たちの心を明るく灯してくれますやろ。


冬は乾燥にも注意・・・どっせ。


太平洋側では大雪でも大気が乾燥した状態が続いています。

風邪やコロナ、インフルエンザの感染に注意が必要です。

熱が平熱でも入院拒否だけは陽性の方は慎重に進めましょうぞ。


乾燥と低温を好むウイルス対策には室内の湿度を高めにし、身体を温めましょう。

私個人としては、帰宅後うがいと鼻洗い、シャワー。

マスクとコートに除菌スプレー・・・

パンツはなるべく洗濯機へGOです。


台湾、韓国在住の友人から煎茶、紅茶のうがいが一番効くらしいと勧められました。

さっそく、煎茶でガラガラです。

また、鼻などの粘膜が乾燥しないように気おつけてくだされ。



これは、昔からのかまぶろどす。

未だ、韓国でもこのようなサウナがあちこちにありますが。

古来から、京都の貴船のサウナ・・・温まります。



2021年1月27日水曜日

旬の兆し

 



金柑が旬を迎えました。

甘い皮とほろ苦みの組み合わせはまるでマーマレードジャムのような味わいです。

金柑の見分け方は12月から2月にかけて旬を迎えます。

金柑は皮が濃いオレンジ色で艶があるものがおいしおす。

ヘタが枯れておらず、香りが強いものを選んで買ってくだされ。

冷蔵庫に入れると乾燥してしまうので保存は冷暗所へ。

例えば、ベランダとか物干場とかまたは、玄関先のひんやりしているとこです。

白菜も新聞紙をまき縁先に置きますよね。

そうそう、みかん、りんごも冷蔵庫は禁物ですね。

意外に乾燥して、萎んで終います。



今日の街並みでも、冬鳥が目につきます。

鴨川には、つがいの鴨が餌を食べ、空高く虎視眈々と舞うまう鳶さん、北風が強い日はピーヒャララと泣きながら旋回してこちらの食べ物を虎視眈々と狙っています。


そんな、鴨川でも可愛らしく、ふくら雀がふっくらと羽毛をまとった姿でが電線に止まっています。

寒さが極まる頃、雀は羽の中にたっぷりと空気を入れて厳しい寒さを防いでおまする。

丸く愛らしい姿は厄を啄む福を呼ぶ縁起の良い鳥として(福来雀)とも呼ばれています。


見つけると良いことが起きるといわれています。

成人式の一番人気の帯結びはこのふくら雀どす。

皇后様の雅子様もよく好んでお着物にはふくら雀を選ばれていますね。

ふくら雀・・・・よい良い。





2021年1月26日火曜日

節分前の日

 



何度も日本の四季の差があるおなしをしていますが。

節分前、立春のこの季節に体調を崩す方が多いのはこの歳になるとわかったきました。

普通ならば、春になると今まで地中で眠ってきた植物たちが芽生え草木の蕾が膨らみ始め生命がエネレルギーをあげてくる時期ですよね。

普通なら、厳しい寒さが暖かい春になるということは嬉しいことなのですが、この下からつき上がってくるエネルギーは人間や動物にも影響を与えます。

宇宙規模のエネルギー自体が大きく変容しているので、感覚が敏感な方や変化、変容を起こしている方はまともに体調にきますよね。

気分が落ち込んだり。考え方がストップしている場合はご注意を。

発熱、めまい、頭痛。。。


細胞内の記憶で調整を行うために睡魔に襲われるし、古いエネルギーが押し出されるために、仲違い人が夢に出てくる。なんてこともありますよね。

日本人の感覚では金縛りに会うとか言いますけれど。

それに生き霊に襲われるとかね(笑)

私個人でも仕事柄たくさんの人に会うことが多く、人様の相談を受けたあとは人の想念を受けてこのようなことをたくさん経験してきました。

うまく処理できない時は頭痛、事故、怪我、喧嘩、病気として出て参りました。


対処法は運動する、水風呂、体に悪いものを食さない、一人になる場所を探す。(なんてね)

処処ございました結果、末期の白血病からの乳がんからの寛解、よって、ビーガンとなりました。

今は、新しい命をいただいた気分でございます。


ジャンク好きでしたね、労働時代の親に勉学励み一生懸命働くべしといわれた昭和の子。


生まれて幼少期の頃、日清製粉カップヌードルが人気に、マクドナルドのビックマック、ハウスゼリー、おやつはミニスターラーメンなんて毎日。

日本、戦後の高度経済成長期で急成長贅沢することは良いことだ。

その頃、ハンバーグ、すき焼き、焼肉ざんまいの毎日。


癌体質は遺伝的な要素よりもほぼ。幼少期の8歳までの食環境で決まる。

あとは強度のストレスが体にかかると一瞬のうちに誰もが持ってる癌細胞にスイッチオン。。。

そして、10年かかって1センチに育ち表面化してくる。

その頃には体が酸性体質になっていますから、一気に体を弱める。

みなさん、立春まではご自分の体と自我を大切になすっててくださいませね。



体にやさしいものをどうぞお召し上がりを。。。。




2021年1月24日日曜日

初釜

 



初釜

お茶人さんはよくご存知のことと思いますが。

大体、一月10日前後に行われます。

こちらは若水をくみ初窯ように準備します。

懐石料理やお点前だけの場合もあります。

また、お手前の炭を入れる所作をお披露目することもあります。

初窯の服装は基本和装です。

未婚女性は振袖、既婚女性は無地に縫い紋の着物。

あと、数寄屋袋に懐紙、扇子、替えの足袋、帛紗、お年賀のお菓子、大判のハンカチがあれば尚のこと、粗相せずにすみます。


お茶会のお菓子のお勧めは花びら餅が喜ばれます。


平安時代からの新年の宮中儀式にちなむもの。

末富はんのうっすら羽二重餅で白味噌に白小豆とこしあんを合わせたまろやかなあんを蜜煮の

牛蒡を挟んだ品。

昔はお食い初めに食べられていました。


茶道界の新年会のようなものどす。

美術鑑賞や茶道は五感を満たしてくれるものどす。


一生のうちで好きなことに熱中できるのは限られています、皆様も一歩踏み出してみましょう。



この頃、大寒の寒さがピークです。

みぞれも氷に、鴨川の鴨も泳ぎは静かどす。



2021年1月23日土曜日

鰹だし

 




大寒ともなると一雨ごとに何やら暖かくなってきたような錯覚に陥ります。

雪が舞うまうと寒い寒いと小走りに走れますが。

冬の雨は足にかかると余計に寒さがしみますのでそろそろと家路につきますと偉く冷え込んで来ます。

そんな時は決まって、甘酒に生姜か柚茶を飲みます。

体が温まると、よっこらせと重い腰をあげて夕飯の支度に入ります。

京都は出汁文化と聞かれたことがおありやと思います。

水に昆布を浸して、沸騰するか否かに昆布をあげます。。。

それから、鰹節をわんさか入れます。(水の量の3倍)

大体、お湯の量の三倍を鷲掴みして鍋に投入します。

最後の鰹節が沈む前にザルにさっと越します。

それから、酒、味醂、薄口醤油で味付けをします。


今日は餡掛けそばと筑前煮をこしらえます。

出汁は半分ずつ使います。

筑前煮は全国共通のお袋の味の代表格です。

まずは油を引いて、鶏肉の小口切りを炒め、ごんぼう、れんこん、にんじん、椎茸を炒めてすぐに酒を入れて、だし汁投入でおます。

落とし蓋をして、材料がしんなりしてきたら、味醂で照りと甘みを調節しながら、出汁を飛ばします。


餡掛けそばの具材はニシンかお揚げの甘だきに九条ネギと生姜のスッタンを入れます。

時々、湯葉がある時はたっぷり入れていただくときもあります。

餡掛けは芯から体を温めるので大寒の冷えた体にもってこいどす。。。



今年はコロナで紅葉狩りも残念なことでした。

しかし、なぜか、紅葉には良さげな気候どした。

最初は暖かく、最後は冷たい時雨が降って紅葉の赤色に元気が出て永く楽しめて宵々楽しい紅葉狩りでおました。





2021年1月21日木曜日

鬼やらい

 


いよいよ節分ですね。

やっと、2020年が始まります。

一年のは始まりは節分から、この日から5から7日にかけて徐々に新年の歴が動いて参ります。

日本もコロナ渦で厳しい新年です。

アメリカもバイデン氏の大統領就任式が20日に決起されたそうで。

水瓶の誕生月の方おめでとうございます。

自由と博愛主義、平和心を広めて、好きなことで光り輝いて欲しい皆様もそう、願わずにはおられません。

日本での節分の習慣では豆まきと恵方の方角に参拝し、巻き寿司を一気に一本食べ切ること。

この時、家族とも会話ぜずに南南東の窓を少し開けて巻き寿司にかぶりついてください。

一年の祈願を頭で唱えながら、もぐもぐと一心不乱に食すべし。

必ずやあなたに幸多きことが降り注ぐべしなり。


そして、イベントの一つは豆まきです。

霊力が宿った豆は買ってきた日から神棚に備えておいてください。

神棚がない方は家の高い場所に置いてください。

豆は炒ったものがお勧めです。

芽が出たものは縁起が悪いとされています。

時間は夜、鬼は夜に訪れると言われています。



家の奥の部屋から撒き始めます。

窓やドアの外に向かって(鬼は外)撒いたら、すぐにドアを閉めて。

室内に向かって(福は内)と言って、撒きます。

これを玄関まで繰り返します。

それから、豆を歳の数プラス一個だけ食べます。

高齢の方はすごい数になりますから、適当に(笑)



それから、節分イワシを粗塩をまぶし焼いて食します。

恵方巻きの海苔巻きですが、京都はやはり甘い味付けの干瓢に椎茸、厚焼き卵の三つ葉を巻いて巻き寿司を作ります。

一気に食すには太巻きは命を落としかねませんから、細巻をお勧めします。

ただし、言われは縁を切るべからず。

ですので、切らずに召し上がってくださいませね。

厄除けと祝い事から七福神の言われから、7色を巻くところもあるそうどす。

厄年の方はピンクのでんぶか紅生姜、紫の漬物、黄色のかまぼこなどもお勧めします。

また、節分そばもよく勧められます。


晦日そばと同じ由来です、これも厄逃れですね。

豆知識:五穀には霊力があるとされ、撒いた場所は清められ、聖域になると。。。

だからこそ、(福は内)室内にも向けて投げるのでしょうね。

あと、玄関にイワシの頭を柊の枝に刺し、玄関の鉢植えに刺します。

風水では鬼門に柊を植えますトゲトゲした枝が鬼の目を刺してくれることからだそうどす。


鬼は外。

福は内。






2021年1月20日水曜日

今日は大寒です

 




今日は大寒です。。。

吐く息が凍り、大地も空も凍てつく沈黙の季節が始まりまする。

そのさなかで、ふきのとうは春へ向けて開花を始めるそうな....

雪や霜の下からググッと顔を出した蕗の薹が花を咲かせ始めています。

野の明るさを忘れてしまう冬にふきのとうの苦味は春の力強さを分けてくれるようどす。



若い頃にスキー合宿で会津磐梯山の民家で長い間生活をさせて頂いた思い出に必ず思い出されるのがこの蕗の薹の天ぷらと会津の蕎麦打ちを思い出します。

福島の寒さは関西とはまた、別格の寒さですが、意外に民家の中では半袖で生活できるほど

暖房設備が行き届いて暖かでした。

外に出かける時はダウンを2枚重ね着して、氷点下の外気に負けないようにする。

しかし、帰宅するとシャツ一枚になっても大丈夫なお宅でした。


しかし、京の古民家は暖房設備が甘く、隙間風も合間って、大寒ともなると寒くて、玄関まで行く時はつま先で小走りします。

おこたと火鉢と石油ストーブですが、石の文化の京都は裾から深々と冷えが来ます。


その点、福島は地面が土ですから一度あたまると冷えません。

今日は寒さが堪えると、スキー場のホテルの暖かさを思い出し、懐かしんだりします。

京都のスーパーに蕗の薹は春先に見かけますが、今、あの苦味を体が欲しています。

寒さがピークの大寒での思い出話しでおました。


皆さんにも昔と今では気候が違いますが、大寒の頃の思い出を思い出してみませんか。。。。



寒い地方はせいろ蒸し料理が美味いどす。


台湾も冷えを嫌うので、夜はスープかせいろ蒸しを食すらしい。


2021年1月18日月曜日

京の底冷え

 



京都は世界遺産も全国一位ですが。

意外に外資系のトップホテル意外に今までずっとありませんでした・・・

しかし。

2014年にオープンの五つ星のホテルとして、鴨川のほとりにあるホテル。

京都の北から南へ流れる鴨川のほとり、東山三十六方を一望する京都の五つ星ホテル、ザ・リッツ・カールトン京都。

伝統とモダンが融合する洗練を極めたラグジュアリーと古都のおもてなしに包まれる空間。

祇園や先斗町に近く観光にもビジネスにも最適なローケーションです。

また、伝統的なデザインや職人の技の日本庭園、私の大好きなスパやダイニングもここでしか味わえない上質なモダンな時間を味わうことができます。

ホテル好きな私のお勧めの場所どす。

そうそう、ロビーラウンジのアフタヌーンテイもよろしおす。




鴨川の鴨のつがい。

必ず、つがいで子育てをし、どこに行くにもつがいで仲良し。

夫婦愛や人間愛を考えさせられる鴨さん夫婦。


2021年1月17日日曜日

大寒の頃

 



こちら、老舗の虎やはんどす。

有名な菓子はやはり、羊羹どす。

硬さ、艶、甘みどれをとってもい一級品。

和菓子は、あずきと砂糖で決まります。

あんだまは、亀屋吉長のウバ玉かもしれまへん。

こちらは、自然の材料からのビーガン対応のお菓子で有名です。

私も10年前から体調を崩し、ビーガンどす。

一度お召し上がりを。

体に優しいのがじんわりわかります。

お菓子にはお茶ですね。

お勧めは一保堂はんのほうじ茶がまた、香りもさることながら、胃に優しいのどす。


節分自分には五色豆。

三条大橋の西北(本家舟はしやはん)

文字通り、5色に彩られた豆菓子はえんどう豆と砂糖だけの素朴な和菓子。

500年前に考案された、宮中御用達の上菓子と相成りました。

お茶会でも使われてました。

緑は抹茶、茶は楠、赤は梅、白は砂糖鮮やかな色めがまた、美味しそうどす。

ぜひ、お召し上がりを。






2021年1月16日土曜日

大寒のころ

 


大寒の候の見どころは、何をおいても節分。

節分の日の夕食は決まってイワシの塩焼き。

まずはこの煙で鬼をとうざけ、食べた後のイワシの頭を柊の小枝に刺し、その臭みとトゲで鬼を追い払う。

さらには夜の豆まきで鬼を退治するという塩梅です。

これが昔から京に伝わる節分の家庭行事で巻き寿司を丸かぶりするような下品な行いはしない。(笑)

そして、外での節分は吉田神社、伏見稲荷神社、壬生寺、北野天満宮の四社寺を節分当日順番に参拝するのが都人。

一年の無事、家内安全を祈願するのどす。

多くの子供は長い山道の露天のお菓子が目当て。

大人の目当てはクチナシ色の神札。

または、年越しの蕎麦やおでんも出て団欒の楽しみもある。

しかし、今年はコロナのこと、多分露天はおやすみでしょうね、残念ですけれど。

楽しみながらの神参りは長く続く秘訣だと思いまする。



今年の都踊りは4月1日から開催されそうどっせ。

お楽しみに。

お茶席は残念なことにありまへんのどす。




2021年1月15日金曜日

小寒から大寒へ



 大寒の一ヶ月は一年の中で一番寒い時期です。

それで、春に向けて体を作りあげる時期です。

そのために食を選びます。


そして、まずは、節分があります。

その時には必ず巻き寿司を作ります。

恵方巻き、起源は大阪の花街では大正時代にはすでに縁起担ぎとして食べられていたそうな。

恵方から年神様がやってくると考えられ、かつては初詣も毎年、恵方の方向の神社に出かけていました。

私も明治の祖母との生活時は今年は八坂神社、来年は恵比寿神社というように恵方を気にかけて初詣を変えておりました。

寒い時期は野菜不足です。

そこで、寒くなればなるほど美味しさを増す水菜。

京菜と呼ばれ、代表定期な京野菜の一つ。

耐寒性が強く、寒さが厳しい折に旬を迎える。

独特の芳香があり鍋物にうってつけどす。

昔は、雑煮も元旦は白餅に白味噌、二日目はすまし汁に水菜の雑煮と献立を変えておりました。

また、赤貝も大寒の頃に旬を迎えまする。

なんといっても、江戸前の握り寿司で代表的な冬のネタですよね。

京都ではたくさんの回転寿司屋さんがありますが、最近ではモリモリ寿司(石川県)が河原町あたりにデビューしております。

新鮮でネタも種類が多く北陸三県美味いもの三昧はお勧めどす。





京都の床どこです。

冬場は綺麗に倉庫でおやすみです。

今年の夏場は活躍して欲しいものどすな。




2021年1月14日木曜日

寒の内

 



   寒仕込み(寒の水)

厳冬期である寒の内に沁む水を寒の水と言います。

この水で仕込んだお酒や、味噌、醤油は美味しくなると言われてきました。

不純物や雑菌がもとも少ない時期であること、昔の人は経験的に知っていたのでしょう。

特に日本酒の場合は(寒仕込み)または、(寒造り)と呼んでいます。

この時期に仕込んだお酒は低温下でゆっくり発酵することで、上質のお酒ができるそうな。

京都の伏見は銘酒の蔵がたくさんあります。

月桂冠の粕汁は一番搾りを仕様で香りも麹の力も強くうまさは抜群です、ぜひ、お求めをお勧めします。


また、寒の内の30日間、心身を清めて修行することを寒垢離(かんごり)と言います。

冷水を浴びたり、滝に打たれたりなどの禊(みそぎ)をすることも。

そこから、(寒の内に始めた習い事は上達するという考えも生まれました。

祖母は明治の女学館を出てましたので、私の習い事は皆1月初めで始めさせられましたね。

茶道は初釜に向けて墨出前の稽古からの特訓で泣きそうな記憶が蘇ります。


また、武道における(寒稽古)長歌や三味線など芸事の(寒復習)(かんざらい)などがな残りです。

寒さが厳しければ厳しいほど良いと言われ、あえて早朝に行われたそうな。。。

今年はコロナ自粛規制などで3月に延長されるそうな。





2021年1月12日火曜日

小寒の食べ物

 



日々、深々と冷え込んで参りますと。

食の偏りが流石に出て参ります。

北国のように市内は海には遠いものでして。。

魚と言えば、鯖、イワシ、グジと言った干物になりますが。

体を温める蒸し物が都人には手っ取り早く、例えば茶碗蒸し、蕪蒸し、餡掛けうどんとお話して参りましたけれど。

大寒近くなりますと、冷えが堪えるもので、寿司も蒸し寿司になります。

馴染みのない方は寿司を蒸すなど考えられないでしょうが。。。


京都人にとっては真冬のご馳走として、寒の入りには一度や二度は食べないと気が済まない

ほど、慣れ親しんだ食べ物です。

京の寿司屋さんの冬場の品書きには載ります。

一番のおすすめは寺町二条の(末廣さん)

底冷えのする日は決まって、末廣さんの蒸し寿司を食べるのが慣わしになっていました。

刻み穴子に寿司飯に錦糸卵、えび、イカなどの具を載せ、蒸籠でむしあげる。

火傷しそうな熱々を食べれば大寒も吹っ飛びます。。。

ぜひ、一度お召し上がってくだされ。

熱いものを食すると、コロナ予防にもよろしおす。





夢が叶う

孫守りツアー❗️岐阜県岩門の滝

残暑お見舞いもうしあげまする・・・・・ 皆様とはご無沙汰してしまいました、申し訳ありません。 岐阜県岐阜県祠戸の岩門の滝へマイナスイオンシャワーを浴びに行って参りました。 息子の隠れスポットの一つのようです。 秋の紅葉狩りの時分も素晴らしい雰囲気を醸し出してくれるに違いありません...

下賀神社