阪神大震災の日に思いを馳せて

あの日、京都も朝から底冷えのする朝でした。
震度５は生前経験したことがありませなんだ。
あの頃は、築100年の日本家屋に３世代同居どした。

遠いところから、地響きか？うなり声のようなものが....
最初は横に、次は下から突き上げ、次は柱時計が肩に、子供を守るために布団をかけ馬乗りになる私。
タンスの引き出しが、ついにはタンスが倒れて、急いで子供の学習机に駆け込み。

日本庭園に石灯篭５体、４方の蔵の土扉が外れ崩壊する、瓦は凄い音を立て割れていく。
座敷わらしが出るような仏間では雪見障子のガラスがパリンパリンと音を立て、、、障子の木枠が割れる音。。。。。。。。。。。。。。。。
土壁の崩れる音、大黒柱の軋む音がまた、戦争映画のような大きな音に。

揺れは静まり、テレビをつけると神戸の高速が折れてバスが滑り落ちそうになっていて。

寝巻きのままに靴を探しに、、、歩けません。
ガラスの絨毯、障子の上をジャングルジムの様に渡り、覗くと台所が温水シャワーでプールに。

停電、粉雪が舞い舞い。
なんと携帯が使えず、恐怖の一夜。

あれから被災地の日々。

地震国日本、防災対策は忘れないで、忘れた頃にやってくる地震、特に１月３月は古代から冬場にマグマは逃げ場がなくなるらしくお大きな爆発につながるらしいです。
これは、京大教授の地震研究所からのお話。

神戸の皆様に黙祷を捧げます。